Archives

2007年06月16日

本日の仕事

VFSH0072.JPG

入梅なのに晴天の一日
YMCAの依頼で、彼らのプロジェクトの1チームが中央公園にお昼をもって散歩に集まるので
「なにか、からだ動かすチャンスを作れませんか」ということで、出かけました。
中央公園に来るのは、まだ2回目・・・宇都宮住人なれど・・・
噴水や新緑美しく、風もやや強風でしたが心地よい。
本日はじめてお目にかかった皆さんは、気持ちの良い身勝手さをもつ素敵な人々でした。
ダンスの先生として紹介されたにもかかわらず、音楽も一切出さずに、からだであそぶばかり。
最後に皆さんがいつも踊っている「世界にひとつの花」を見せていただきました。
想像するに、職場や学校では窮屈なこともあるのでしょうが、このチーム、仲間と一緒だと
もの凄い開放感なんだろうな・・・友達の存在は大きのだと教えてもらいましたよ。

お次は、セレニテのコンクール作品練習
お次は石原千代バレエスクールの振付練習

野外の開放的な人々との作業から一転して、コンクールやクラシックバレエの人々と・・・・
我ながら、ダンスのさまざまな局面で仕事してることに感心する?
でも、少しも違わないのですよ。
現れる様式・スタイルは異なるけれど、そこにある「妻木のお仕事」は単純にひとつ。
このひとつをどれだけ深く愉快によき加減にこなせるかで日々が進むのだな

東京新聞宇都宮支局以来のエッセイで、この日の事書きました。


梅雨の晴れ間・・・・宇都宮中央公園でさわやかな美しいひと時を過ごしました。
 そこは、新緑と噴水のハーモニーの場所、まぶしい世界が広がっていて爽快な気分。その日は、YMCAの特別支援グループのひとつ「アイスファイヤー」のメンバーがお弁当持参で公園に集まるので、その際「からだを動かすリーダーとして何か出来ませんか・・・・」とお誘いを受けていたのです。
 初めての方々と出会う瞬間は、いつも「どんな皆さんだろう・・・うまくいくだろうか・・・」と不安と期待が入り混じります。たどり着いた私に、直ぐに話しかけてくれる人、あちらで様子をうかがう人、ゆっくりまだお昼を食べている人、熱心に本を読んでいる人・・・etc。その場の空気にあるもの、それは、何故だか理由もなく《愉快》な気分を私に起こさせてくれました。ここには人がいる空間として《彩と調和》がある、そんな感じがしました。個人がバラバラなのに、でも、ひとつにまとまっている皆さんの様子が直感的に伝わりました。それは公園の風景とみごとにマッチしていて、すぅっと私の中に溶け込んできたのです。
 こうして、芝生の空間に移動し、私がリーダーとなった「からだ遊び」を開始しました。「ダンスの先生」というのに音楽もかけずに行う私のリード。これがダンス?と思われた方もいたかもしれませんが、私の投げかける遊びにどんどんついてきてくれて、時には、思いもかけない動きを見せてくれて楽しい時間が過ぎたと思います。最後には、皆さんがいつも踊っている「世界にひとつだけの花」の音楽に振付けたダンスを披露してくださいました。その楽しそうなこと・・・・学校や職場ではありえない、このメンバーだからこそ生まれる《仲間》のエネルギーがそこにありました。
 私達がワイワイガヤガヤと動いていた場所から少し離れた切り株にずっと坐ってた少年が居ました。私は、彼のその姿から「僕もここにいます」という静かだけれどはっきりした言葉が聞こえてきた、そんな気がして、「ありがとうね」と挨拶したくなり声をかけました。答えてくれた彼の表情はとても嬉しいものを私に与えてくれました。
 「からだはいるだけで何かを発している」
 私はダンスを仕事としているので、そのことよく考えています。この日は、そのことをまた深く感じる機会となりました。
 この「アイスファイヤー」というグループ名は、メンバーが「冷たいものと、熱い(暑い)ものは、相反するものだけれど、一緒に同じ事を考えたり、活動するのもいいよね」ということからネーミングしたとか・・・素晴らしい。相反するものが一緒に存在すること、そこの着目しているなんてお見事。

trackbacks

trackbackURL:

comments

comment form

(Tsumaki Ritsuko DanceWorld にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form