2010年06月27日
慎みを食卓に

辰巳芳子さんの言葉は、真底強い言葉だと出会うたびに静止させられる。
「慎みを食卓に」
慎みの本来性は、心の内的態度のおのずからなる表出でありましょう。 それは、「分」をわきまえる、分際を知る、知ろうとするところに 端て発するのではございませんでしょうか。而して、「分」の根源は、 あることはある、ないことはないとする知性と魂の選択、決定であり それを表現する、つまり、それを生きるにはふさわしい情感と形の 習練さへ求められるものであります。根源から離れぬ者は、簡潔に歩めます。
幼児のごとくならずば、神の国に入らざるべしとは、このことかと存じます。
- by 妻木律子
- at 06:52
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