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2015年05月20日

明るい

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東中野にある青蛾に行きました。
かつては有名な知る人ぞ知るカフェでしたが
現在はギャラリーとして時々オープンしています。
この青蛾の店主であったおじさん(故人)も、絵描きでした。
彼から、「僕は、絵で食うと、絵がよくなくなるから、店をやってる」と
聞いたことがあります。おじさんの絵は、子供のような単純さと、
禅問答のような何かが漂っていて独特の明るさがありました。
そのおじさんが創りだす喫茶青蛾には、沢山のファンがいます。
丁度訪問していた日本画の画家さんもその一人ですな。
彼は中学を卒業し上京、絵描きになりたくて、ある先生の内弟子
として修業を開始、食えない時は、近くのお墓の御供え物を頂き
文字を習学ぶために墓碑をなぞって覚えたりしたのだとか、
また、教室で炭を消すために用いたパンくずを集めて持ちかえり
ソースをかけて食べたことも・・・・
そうまでしても、とにかく絵を描きたかったのだと。
その話を、屈託ない笑顔で楽しそうに語ってくれるのです。
そうだ、好きなことをやるというのはそういう事なのだ・・・
苦労話とかではないのです、その彼の笑顔に揺さぶられました。
私はこんなに美味しいご飯を頂き、ぬくぬくとしているのです。
笑顔で立ち向かえないはずはない。
(写真は2tree Cafe のご飯、しみじみと美味しい)

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