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2019年03月11日
こけしのように、むいたゆで卵のように、 生れ落ちるのを待つ胎児のように、 私は何かを待っている まだ生まれたばかりの濡れているひよこのように、 これから起きる楽しいことや悲しいことをじっと予感している それを言葉にすることもまだできない でも脈をうち生きている
吉本ばなな「こけし」の一部を掲載しました。 それぞれの、それぞれの、人生に 黙禱
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